細胞内のひとつの繊毛が周波数に対して反応するという事実(前編)

この記事の中に「一次繊毛」という言葉が出てきますが、これは細胞の中にあり、外界の刺激を感じるとされているものですが、まだその役割がよくわかっていないものです。

下の図は、2017年7月の東北大学医学部の「細胞増殖を調節するアンテナ「一次繊毛」の仕組みを解明 ‐ 小頭症や小人症など臓器成長不全解明の足がかりに ‐」というニュースリリースにあったものを引用しています。

この「一次繊毛」の収縮が細胞増殖と関係していることがわかってきているのですが、今回ご紹介する記事では、同時に「音の刺激に反応している可能性」が示されているのです。

つまり、

・一次繊毛」の収縮は、細胞増殖と関係している

ということで、もし仮にそれが「外界の音に刺激されている」のなら、

・音により、細胞の増殖が左右される可能性がある

ということになり、つまり、音が細胞レベルでの「病気」や「心身の異常」といったものにつながる可能性があるように私には感じました。

もうひとつは、記事中に以下のような記述がありまして、この部分についての注釈をさせていただきます。

顕微鏡において、音が、水滴の表面上に体細胞パターンとして現れる状態が撮影されている。私たちが音にふれている時、いつでも私たちの細胞の膜と内臓の水分は美しいパターンを受け取っている。しかし、大きな音と不協和音は、私たちの体の中で歪んだ醜いパターンを作る。

これは、文章だけだと、よくわからないと思うのですが、実は、先ほどリンクした過去記事の中にもありますが、

「水の波形は、すべての音の周波数で決まった波形を描く」

のです。

たとえば、下は、それぞれ、102.528ヘルツの音の振動で水に現れる紋様と、34.35ヘルツで水面に現れる紋様です。

この周波数だと、「必ず」この波形となります。

ここでは2つだけをご紹介していますが、「すべての音」にその形があるのです。

つまり、

「音の周波数と形の関係は固定されており、そして音の周波数は無限なので、その波形もまた《無限にある》」

のです。

この世の中の自然や現象に「無限に形がある」ことの証左だと私は考えていますが、私の考えはともかく、こういう「音と形の厳密な関係」が存在します。

なお、これらは、アレクサンダー・ラウターヴァッサーさんという方の書かれた「ウォーター・サウンド・イメージ」という著作に非常にたくさんの音の紋様が紹介されています。この本は未見の方には、必見のものだと思います。

そして、私が考えるところとしては、「このような、音に反応する波形のような現象が私たちの細胞の中でも起きている」

という可能性が極めて高いと思うのです。

……というか、細胞は基本的に水ですので、必ず同じことが起きています。

ちなみに、先ほどふれました「 528Hz 」「 432 Hz 」「 440 Hz 」も、それぞれ固定された波形を持っています。

私たちの体の細胞すべてが音、あるいは周波数による影響を受けているのならば、それぞれの「音の作用と役割」がわかれば、「音を使って細胞レベルで病気の治療をする」ことが可能な未来の人類社会もあり得るのかもしれません。

では、ここからが本題となります>>(後編)

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